11月25日は椎名林檎さんが生まれた日(1978)。
11月25日は椎名林檎さんが生まれた日(1978)。
特撮映画の代名詞、『キングコング』(King Kong)。
第1作(1933年)のラストシーン、
ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルにコングが登っていく場面です。
このビルは当時世界で最も高いビルでした(443.2ⅿ)。
2005年11月の夜、高所恐怖症の私もこのビルに登ってきましたよー。
86階の屋外展望台では、怖くてオシッコちびりそうでした。
閉鎖中でしたが、最上階の102階にはガラス張りの展望台があるらしい。
夜景はこう。
映画『めぐり逢えたら』でトム・ハンクスとメグ・ライアンが
やっと逢えた場所ですよね。
メグ・ライアンは無名の頃に
『トップ・ガン』に出ていましたが
その後、『恋人たちの予感』、『フレンチ・キス』、『ユー・ガット・メール』と
立て続けに主演。
「ロマンチック・コメディーの女王」と呼ばれるようになりました。
11月19日はアメリカの女優、メグ・ライアンが生まれた日。
今日のカクテルは主演映画のタイトルにちなんだものにしましょう。
フレンチ・キス
French Kiss Recipe
バーボン・ウイスキー Bourbon Whiskey 60ml
アプリコット・リキュール Apricot Brandy 30ml
レモン・ジュース Lemon juice 1tsp
グレナデン・シロップ Grenadin sirop 2tsp
材料をシェークしカクテルグラスに注ぐ。
フレンチ・キスのレシピは多数ありますが
「NEW YORK バーテンダー・ガイド」/サリー・アン・バーグ著 を
参考にしました。
日本のCMにも出てましたね。
※
イタリアの作曲家、ロッシーニが
オペラ「ウィリアム・テル」ための序曲として作曲。
第4部の『 スイス軍隊の行進 』は特に有名。
スタンリー・キューブリックの映画『 時計じかけのオレンジ 』や、
『 機関車トーマス 』。
日本では『 俺たちひょうきん族 』のオープニングでもお馴染みですね。
※
オペラの元になった戯曲『 ウィルヘルム・テル 』は、
実話が元になったとされています。
1307年、スイスはウーリ州の首都「 アルトドルフ 」の町で起こった話。
( アルトドルフの夜景 )
当時この町を支配していたハプスブルク家の代官が、
マルクト広場というところに棒を立てて自分の帽子を掛け、
そこを通り過ぎる者は帽子にお辞儀をするようにと定めたわけですね。
( マルクト広場 )
で、その命令をあっさり無視したのがクロスボウの名手だったウィリアム・テルさん。
テルさんは命令違反で早速捕まって、
「 自分が死ぬか、自分の子供の頭の上に置いた林檎をクロスボウで射ぬくか 」
どっちかを選べって事になった。
そんじゃってわけで、テルはあっさり林檎を射抜いちゃう。
( こんな感じ )
その時、もう1本矢を持っていたテルを代官が咎めた。
「 その、もう1本の矢は何に使うつもりだった? 」
テルさんは即答
「 もし失敗したら、この矢でお前を射抜いて殺してやろうと思ってたんだよ!バーカ 」
テルさんは再び捕まる。が、無事脱出。
この事件が口火となり反乱が勃発、スイスが独立する結果となったのですよね。
※
ウィリアム・テルさんが実在した記録はない。
でも、スイス人の半数以上は実在の人物だと疑わない。
スイスの英雄なのです。
11月18日はテルさんが息子の頭の上の林檎を見事に射抜いた日。
今日のカクテルは『 ウイリアム・テル 』にしましょう。
ウィリアムテル
William tell recipe
アップルバレル Apple Barel 30ml
アプリコットブランデー Apricot Brandy 10ml
チェリーブランデー Cherry Brandy 10ml
オレンジジュース Orange juice 10ml
レモンジュース Lemon juice 5ml
材料をシェークしてカクテルグラスに注ぐ。
1993年、メルシャン・カクテル・コンペティション・アップルバレル部門
ゴールド賞受賞作品
作者は中島博氏 京王プラザホテル(当時)
※
シャラポワ、ジョコビッチの危険な遊び。
決してマネしないでください。
※
11月17日のカクテルはシャンゼリゼ
Champs elysees
recipe
ブランデー Cognac 3/5
シャリュトリューズ・ジョーヌ Chartreuse Jaune 1/5
レモンジュース 1/5
アンゴスチュラ・ビターズ 1Dush
材料をシェークしてカクテルグラスに注ぐ。
※
1980年。
当時14才の「 ソフィー・マルソー 」。
映画『 ラ・ブーム 』に主演する新人女優を探していた時のラッシュ。
ソフィーは、この映像で主役に抜擢されました。
映画はフランスをはじめヨーロッパ諸国、アジアで大ヒットしましたね。
※
ヨーロッパで絶大な人気を獲得し、その後に英語をマスター。
1995年、いよいよ英語圏の映画に進出。
第1作はメル・ギブソンの『 ブレイブ・ハート 』のイザベラ女王役、
その後『 アンナ・カレーニナ 』、
『 007・ワールドイズ・ノット・イナフ 』でボンドガールを演じ
その人気は、世界的なものとなった。
アメリカ進出直後の1996年、フランスの「 ゲラン 」が
新発売された香水「 シャンゼリゼ 」のミューズにソフィーを起用。
2009年には、ナポレオンをはじめ王侯貴族御用達のジュエラーとして
華麗な歴史をもつ「ショーメ」もミューズに起用。
彼女の成熟した気品と知性は、初代ミューズだった
ジョゼフィーヌ(ナポレオン皇帝の妻)をも彷彿させるとされた。
※
14歳のデビューから、もうすぐ50歳を迎えようというソフィー。
ますます目が離せない彼女の誕生日は11月17日。
ミューズとなった香水名にちなんで、
今日のカクテルは「 シャンゼリゼ 」にしましょう。
※
11月16日のカクテル
ピンク・エレファント
Pink Elephant recipe
ベリー・ウオッカ berry vodka 30ml
ラズベリー・リキュール raspberry liqueur 15ml
リモンチェロ limoncello 15m
クランベリー・ジュース cranberry juice 30ml
材料をシェークして、カクテルグラスに注ぐ。
レモン・ツイストする。
※
デンマークの児童文学者アンデルセンにちなむ、国際アンデルセン賞というものがある。
1956年に始まったこの賞は、「児童文学への永続的な寄与」
に対して贈られる国際的な賞で、別名「小さなノーベル賞」。
1994年、日本人から初めて受賞者が選出されました。
「まど・みちお」さんです。
※
代表作品は「ぞうさん」
『 まど みちおさんの解説 』
ぞうの子は、鼻が長いねと悪口を言われた時に、
しょげたり腹を立てたりする代わりに、
一番好きな母さんも長いのよと、誇りを持って答えた。
それは、ぞうがぞうとして生かされていることが、
すばらしいと思っているからです。
だからこの歌は、ぞうに生まれてうれしいぞうの歌、
と思われたがっているでしょう
目の色が違うから、肌の色が違うから、すばらしい。
違うから、仲良くしようということです。
※
『 やぎさんゆうびん 』、『 ふしぎなポケット 』、『 一ねんせいになったら 』など、
代表作は『 ぞうさん 』だけではありませんね。
11月16日は まど・みちおさん が生まれた日です。
1909年に山口県周南市で生まれ、
2014年2月28日、104歳の天寿を全うされました。
NHKスペシャルでドキュメンタリー
「ふしぎがり〜まど・みちお百歳の詩」が放送されました。
※
外国では、お酒に酔うとピンクのぞうさんが現れるという
面白い言い伝えがあるそうです。
そういえばディズニー映画の『 ダンボ 』では、
お酒を飲んだダンボのカラダがピンク色に変わるシーンがあったような…。
今日のカクテルは、まど・みちおさんの「 ぞうさん 」にちなんで、
ピンク・エレファントにしましょう。
※
11月14日はクロード・モネさんが生まれた日(1840-1926)。
今日のカクテルは
モネの代表作品である
『ウォータールー橋』からインスピレーションを得て創られた
『 Monet’s Moment / モネモーメント 』
Recipe
コニャック 45ml
アブサン 30ml
シュガーシロップ 1tsp
アンゴスチュラビターズ 1 dash
氷を入れたワイングラスに材料を注ぎかき混ぜる
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11月13日はジーン・セバーグが生まれた日。
( 1938 – 1979 )
アイオワで生まれたセバーグは
『聖女ジャンヌ・ダーク』で映画デビュー、
17才だった。
◇
初主演した
『悲しみよこんにちは』で披露した
ショートカット・ヘアーが
セシル・カットと呼ばれて大流行する
◇
ゴダール(当時28才)の長編初監督作品
『勝手にしやがれ』(’59)で主演。
映画は世界的ヒットになり
セバーグ(当時20才)は
一躍、ヌーベルバーグ(新しい波)の
シンボリック女優に躍り出る。
それは1950年代の映画界に
欠かせない女優になったことを意味していた。
◇
今日のカクテルはジーン・セバーグにしましょう。
Jean Seberg Cocktail
Recipe
◇
『勝手にしやがれ』と邦題を決めた秦早穂子は
次のように語っている
◇
誰もが胸の痛みを隠して生き急いだ時代の中に、
全く別な怒りを抱いて私もいた。
『息切れ』という原題を、
『勝手にしやがれ』という日本題名にしたのは、
私自身の爆発であった。
(エスクァイア日本版2006.2より)
◇
アメリカからパリに移り住んだセバーグは
何度かの結婚と離婚を繰り返し
やがて小説家で映画監督の
ロマン・ガリと結婚して妊娠した。
ところが子供の父親はガリではなく
ブラックパンサーの幹部と揶揄され
精神的に追い詰められていく。
とうとう流産してしまい
それからは「うつ病」に悩まされたという。
◇
1979年8月に失踪。
11日後の9月8日、
パリ16区に停められた愛車ルノーの後部座席で
遺体で発見された。
遺書を手にしており
「許してください。もう私の神経は耐えられません」
と書かれていた。
自殺とされているが
夫のガリはFBIに暗殺されたとしている。
◇
『勝手にしやがれ』のラストは
自動車泥棒で警官殺しもした主人公
ジャン=ポール・ベルモント(当時23才)が
警官に背中を撃たれ瀕死の状態で
「デグュラス」(最低だ)と言って死んでいく。
映画の20年後のセバーグの最期が
その場面とあまりにも重なってしまうのだ。
◇
ちなみに沢田研二のヒット曲
『勝手にしやがれ』のタイトルは
この映画からつけられている。
映画ジーンセバーグの日記について
http://www.eiga-kawaraban.com/99/99090101.html
11月11日はロシアの文豪
フョードル・ドストエフスキーが生まれた日(1821〕。
代表的な5作品としては『罪と罰』、『白痴』、
『悪霊』、『未成年』、『カラマーゾフの兄弟』
などが、あげられている。
※
『罪と罰』 は手塚治虫が漫画化した。
『白痴』は黒澤明が映画化。
『カラマーゾフの兄弟』は 劇団四季と宝塚歌劇団雪組が舞台化。
また2008年には青森出身の漫画家、及川由美さんが漫画化しています。
及川さんはバーを舞台にした漫画を企画中とのこと。
先日は当店を取材に来てくださいました。
※
ドストエフスキーの故郷~ロシアにちなんで、今日のカクテルはバラライカにしましょう。
11月11日のカクテル
バラライカ Balalaika
「レシピ」
ウオッカ Vodka 1/2
コアントロー Cointreau 1/4
レモンジュース Lemon juice 1/4
材料をシェークしてカクテルグラスに注ぐ。
※
バラライカはロシアの代表する弦楽器です。
弦は3本、形も三角をしているのが特徴。