老若男女を問わず、Tシャツで外出されている方にまったく違和感を覚えない。
むしろ、洒落たTシャツに目を奪われることすらある。
そのTシャツが元々は下着だった。
1950年代、“欲望という名の電車 ”という映画が大ヒット、
劇中で無名の俳優が粗野でセクシーな亭主を演じて衆目を浴びた。
このとき、劇中で彼が下着であるTシャツを普段着に着用していたことがうけ、
若者の間にTシャツ文化が広まることになった。
亭主役を演じたのは、映画デビュー2作目の「マーロンブランド」。
4月3日は彼の誕生日。(1924年)
映画「ゴッドファーザー」のドン・ヴィトー・コルレオーネ役が有名だが、
若い頃はファッションリーダーだったのだ。
今日のカクテルは「 欲望という名の電車 」にしましょう。
Today’s cocktail [ A Streetcar of Desire ]
Recipe : Sloe Gin ゴードン・スロー・ジン 20ml
Parfetamour パルフェタムール 10ml
Lemon juice レモンジュース 10ml
Champagne シャンパン 適量
シャンパン以外の材料をシェークして氷を入れたタンブラーに注ぐ
シャンパンで満たして軽くステアーする。
「八月の鯨」のオリジナルカクテルです。
1970年代の日本では反体制的な雰囲気が若年層に支持され、
Tシャツ文化がブレイクした。
しかし、Tシャツにジーンズはアメリカの象徴だとして、
活動家の間ではまったく着ないことも選択として広がっている。