4月3日のカクテル 「欲望という名の電車」

2021年4月3日 土曜日

老若男女を問わず、Tシャツで外出されている方にまったく違和感を覚えない。

むしろ、洒落たTシャツに目を奪われることすらある。

そのTシャツが元々は下着だった。

1950年代、“欲望という名の電車 ”という映画が大ヒット、

劇中で無名の俳優が粗野でセクシーな亭主を演じて衆目を浴びた。

このとき、劇中で彼が下着であるTシャツを普段着に着用していたことがうけ、

若者の間にTシャツ文化が広まることになった。

亭主役を演じたのは、映画デビュー2作目の「マーロンブランド」。

4月3日は彼の誕生日。(1924年)

映画「ゴッドファーザー」のドン・ヴィトー・コルレオーネ役が有名だが、

若い頃はファッションリーダーだったのだ

今日のカクテルは「 欲望という名の電車 」にしましょう。

Today’s cocktail  [ A Streetcar of Desire ]

Recipe : Sloe Gin ゴードン・スロー・ジン 20ml    

                 Parfetamour  パルフェタムール 10ml

                 Lemon juice  レモンジュース 10ml

                  Champagne   シャンパン 適量

シャンパン以外の材料をシェークして氷を入れたタンブラーに注ぐ

シャンパンで満たして軽くステアーする。

「八月の鯨」のオリジナルカクテルです。

1970年代の日本では反体制的な雰囲気が若年層に支持され、

Tシャツ文化がブレイクした。

しかし、Tシャツにジーンズはアメリカの象徴だとして、

活動家の間ではまったく着ないことも選択として広がっている。