4月11日のカクテル 「M30ーレイン」

2019年4月11日 木曜日

1987年4月11日、アカデミー賞授賞式では

満州国の最後の皇帝、「溥儀」の人生を描いた作品

『ラスト・エンペラー』が9部門でノミネートされ

その全てで受賞するという快挙を成し遂げました。

音楽部門では、この映画に出演していた坂本龍一さんが

日本人初の受賞をされました。

坂本さんは重要な登場人物のひとり「甘粕正彦役」を演じました。

自決シーンでは脚本にあつた切腹シーンを拒否、

監督を説得して拳銃自殺に変更させたというエピソードがあります。

音楽のオファーを受けたのは撮影が終わってから半年後だったそうです。

ラスト・エンペラー 』の劇中には

坂本さんが作曲した44曲が挿入されていますが

30番目に流れる曲目が「レイン」。

その曲をイメージして作られたカクテルがあります。

カクテル名はMusic30番目ということから

M-30 レイン 』とネーミングされました

そこで今日のカクテルは、『M-30レイン』にしましょう。

M-30 Rain エム・サーティ・レイン

recipe
ウオッカ Vodka  4/6
シュペヒト・パンペルムーゼ Pampelmuse  1/6
フレッシュ・ライム・ジュース Fresh Rime juice  1/6
ブルー・キュラソー Blue curacao  1tsp

材料をシェークしてカクテルグラスに注ぐ。

作者は東京・銀座のバー「テンダー」の上田和男氏。

実際に坂本龍一さんに提供したカクテルだそうです。

「レイン」は、もの悲しい雨が降り続くシーンで使われた曲で

カクテルの色や味覚にも曲想が表現されています。

ブルー・キュラソーの量が多すぎると晴れやかな青空の色になってしまうので

注意が必要だと作者の上田氏からアドバイスをいただきました。

悲しい雨のシーンでスクリーンに映し出された空の色まで

考慮したカクテルなのです。

映画を撮影したヴィットリオ・ストラーロは

『地獄の黙示録』や『レッズ』でも、

アカデミー賞撮影賞を受賞しているトップカメラマン。

光の表現に定評がある彼の映像と坂本さんの音楽が

カクテルグラスの中で甦る。

カクテルの醍醐味を堪能できる至極の一杯です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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