10月11日はワインガード-ナーさんが生まれた日(1959)です。
今日のカクテルは
ワインガードナーの愛称『 ブルーサンダー 』
#自家製ジンジャーウオッカ 7/10
#パジェス・アイスミント・リキュール 1/10
#フレッシュレモンジュース 2/10
#パウダーシュガー 1tsp
#ペパーミント 10枚
#オールドファッションドグラス に
ミントを入れて軽くつぶし香りをたてる。
グラスにクラッシュアイスを入れて、
材料を注ぎ混ぜ合わせる。
当店のオリジナルカクテルです。
☆
1985年7月28日、三重県の鈴鹿サーキットでは、
鈴鹿8時間耐久レースが開催されていた(第8回大会)。
優勝候補にあげられたのはヤマハ・資生堂テック21チーム。
前年まで3年連続GP500チャンピオンのケニー・ロバーツと
日本のエース・平忠彦が組んだ夢のチームであった。
ところがケニーロバーツはスタートで失敗し
最後尾からのレースとなった。
実力者のケニーロバーツはここからグイグイ順位を上げて
3時間後には1位となり、レースの終盤には
3位のロスマンズ・ホンダチームまで周回遅れにした。
そのロスマンズホンダ・チームのエース・ライダーだったのが
今日の主役のワイン・ガードナーである。
☆
通常、8時間耐久レースでは1時間ごとにライダーが代わるのが常識だ。
時速200Km以上でコースを走行するには、
体力的、精神的に1時間が限界とされていて、
二人のライダーが1時間ごとに交代して
ひとり4時間、二人合わせて8時間走るのだ。
☆
レース開始から7時間が経過して、
ロスマンズホンダチームのワイン・ガードナーは3位でピットインした。
1位のヤマハテック21との差は1分以上、約1周の差があった。
ガードナーはこれで4時間の走行を終えて、
あとはセカンド・ライダーの徳野選手が
最後の1時間を走りゴールインする予定だ。
ガードナーが乗ったホンダRVF750が停車し、
ピットクルーが最後の給油をする。
次のライダーの徳野もヘルメットをしてライダー交代の準備はできていた。
ここで、信じられないことが起こる。
ガードナーはライダーチェンジをせずにそのままコースに戻ったのだ。
そのことは彼自身が2時間ぶっ続けで走行することを意味していた。
1分以上の差を挽回して逆転の可能性にガードナーが賭けたのだ。
☆
信じられないことが続けざまに起こった。
レース終了まで、あと30分というところで
1位を快走中のヤマハ・テック21チームのマシンが突然スローダウン。
ライダーの平は、正面スタンド前でマシンを降りて、ピットに歩いて帰って行く。
一位チームがリタイアしたのだ・・・。
ほどなくして、ピットを歩く平選手の横を
ホンダのガードナーが走り去っていく。
20万人の聴衆は大会史に残る大逆転劇を目の当たりにしたのだ。
ロスマンズホンダ・チームの逆転優勝である。
1位でゴールインしたガードナーは
2時間の連続走行の疲れで
自力でマシーンから降りることができなかった。
表彰台に上がる時も足がもつれていた。
20万人のファンはライダーチェンジをせずに、
勝利にかけたガードナーの勇気を称賛した。
ガードナーはこの2年後にGP500の
ワールドチャンピオンに昇りつめる。
いつでも強気、後輪をズリズリ滑らせながら駆け抜ける
彼のライディングは多くのモーターファンを魅了した。
そんなガードナーの愛称が「ブルーサンダー」なのです。
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