カクテル教室生徒さんのオリジナルカクテルを紹介します。
カクテル名は「風あざみ」。
そう知ってる人は知っている。風アザミという花も草も実在しません。井上揚水さんが「少年時代」という曲を作詞した時に造り出した造語です。カクテルを創作したOさんは関西出身ですが数年前から弘前市在住で、初めて見た「ねぷた」をカクテルで表現したいとのことでした。
ヨーグルトリキュールを使い甘口の飲みやすい味に、そして紅い色合いで短い夏の暑さと祭りの情熱を表現したいという明確なコンセプトをお持ちでしたので赤に仕上がるリキュールをたくさんお試しいただきました。O様がチョイスしたお酒は非常に珍しいレッドカシスリキュールです。今回のカクテル教室ではショートカクテルに限定してオリジナルを創作していただくのが目標でしたので、ベースにはリキュールではなくスピリッツを20ml以上使用していただくという決まりを設けていました。O様は迷わずグレイグース(ウオッカ)を選択。酸味としてリンゴジュースとレモンジュースを使用することになりました。
風あざみ Kaze-Azami recipe:
グレイグース (ウオッカ) 20ml
ラ・デュセス (レッドカシス・リキュール) 20ml
ヨーグリート (ヨーグルトリキュール) 5ml
リンゴジュース (青研の葉とらずりんご) 10ml
レモンジュス 5ml
材料をシェークしてカクテルグラスに注ぐ
淡いピンク色に仕上がったので、金魚ねぷた、幼さ、想いで等、子供の目線からのねぷた祭りか作者自身のノスタルジックな記憶を表すネーミングということとなり、風あざみというネーミングが飛び出しました。Oさん、やったね!