8月31日は野茂英雄が生まれた日(1968)
1989年のNPOドラフト会議で
史上最多の8球団から1位指名を受けて近鉄に入団。
1990年は新人ながら最多勝利・最優秀防御率・最多奪三振・最高勝率
ベストナイン・新人王・沢村永治賞・MVPの八冠を獲得。
さらにシーズン2桁奪三振21回、5試合連続2桁奪三振、
三振奪取率10.99(パリーグ記録)を打ち立て
「ドクターK」の異名をとった。
(「K」は野球のスコアブックで三振を表す記号)
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華々しい活躍の陰で
野茂は近鉄球団に対する不信感を強めていた。
さらに1993年から監督に就任した鈴木啓示
(通算317勝、元近鉄のエース)が
野茂の独特の投球フォームを
変えるよう指導しはじめたこともあり
(近鉄入団時の条件は
野茂の投球フォームを変えないことだった)、
野茂は1994年の契約更改で
代理人をたてて交渉することを希望した。
だが球団はこれを拒否。
そこで野茂は他球団へのトレードを希望して
球団に対して「自由契約」を求める。
ところが近鉄は野茂を「任意引退選手」とした。
これは野茂が日本国内のどの球団とも
契約できないことを意味していて、
事実上の「引退勧告」であった。
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しかし、任意引退が海外の球団には適用されないことから
野茂はアメリカ大リーグに活躍の場を見出すことになった。
https://youtu.be/rm0cav-5c1g?si=9z08EtM_B16KzoKq
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日本球界を追われるような形で
大リーグ「ドジャース」と契約した野茂英雄だが、
そこには野茂を同じ移民として大切に扱うラソーダ監督や、
野茂の才能にほれ込んだ
大リーグ屈指の名捕手ピアッツァらがおり、
野茂は精神的にも周囲に支えられ
トルネード投法から繰り出される直球とフォークで
その後、大活躍したことは周知のとおりだ。
また、選手のストライキでファン離れが進んでいた
当時の大リーグそのものを救った男とも言われる。
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今日のカクテルは野茂の独特の投球フォーム
「トルネード投法」から
「ブラック・トルネード」というカクテルにしましょう。
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Black tornade Cocktail
Recipe
ホワイト・ラム | Lemon Hart White | 30ml |
ブラック・サンブーカ | Opal Nera Black Sambuca | 30ml |
コーディアル・ライム・ジュース | Cordial Rime Juice | 20ml |
イエーガーマイスター | Jägermeister | 1tsp |
ホーセズ・ネック・スタイルにしたライムの皮を用意し
ライムの皮とクラッシュド・アイスをコリンズ・グラスに入れる。
材料を入れてシェークしグラスに注ぎ入れて、ストローを添える。
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1997年度のサントリー・カクテル・オブ・ザ・イヤーになった作品です。
作者は梨木美裕樹氏(ラスティー・ネール当時、新潟県三条市) が創作。
創作意図
『自然は美しきものだけではなく時に激しい旋風を巻き起こす…。
雲の底から偉大な力が現れ、 地球上の生命がエネルギーを放つ時。
それは恐ろしくも幻想的なBlack tornade。』
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製作意図には竜巻をイメージしたカクテルとあるが
1997年が野茂が大リーグで
大活躍していた時期と重なることから、
後に国民栄誉賞の候補ともなった
野茂英雄を少なからずリスペクトしたカクテルと
考えて良いのではないだろうか。
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