悲しすぎるぜ…弘前東照宮……

2012年2月29日 水曜日

東照宮といえば、なんと言っても日光東照宮だよね。

江戸幕府を作った徳川家康を祀る神社だ。

一時は全国に500箇所もあったそうだが、現在は100箇所ちょっとらしいね。

最初に建てられたのが、もちろん日光の東照宮。

では、栄えある二番目に建てられた東照宮はどこにあるかご存知ですか?

日本三大東照宮といわれる久能山東照宮でもなく、仙波東照宮でもありません。

正解は弘前市にある、「弘前東照宮」なんです。

国の重要文化財にも指定されているよ。

弘前二代藩主信枚は、徳川家康の養女・満天姫を正室として迎えていたために、

幕府は建立許可を申請していた多くの藩の中から、弘前藩に真っ先に建立を許しただそうです。

歴史上由緒ある弘前東照宮が、今はピンチにさらされている。

宮司が境内に結婚式場を作って結婚事業に乗り出したんだけれど、

事業は失敗し、自己破産・・・・・。

なんと借入金の担保になっていた本殿以外の建物が、全て競売にかけられた。

落札したのは弘前の市や企業ではなく、東京に本社を構える不動産会社だったそうです。

それから4年、社務所や結婚式場は、荒れていました。

そしてこの冬の大雪が駄目を押しちゃったんです。

 

 

 

 

 

 

 

社務所の屋根が、とうとう潰れました。

 

 

 

 

 

 

 

横道は危険があるため通行止めです。

 

所有者が雪降ろししていれば防げた事故かもね。

弘前東照宮が壊れていく・・・・・・、なんだか悲しいね。