今日は倅と娘を連れて、イトーヨーカドー弘前店の屋上に来ています。
「それ行けアンパンマンショー」がお目当てです。
店内には開店36周年記念のポスターがいたるところに貼られていて、
お祝いの雰囲気でいっぱいでした。
「そうかぁ、もう36年も経ったのか・・・」
私が中学一年か二年の頃に華々しく開店した事を思い出しました。
昭和51年の事でしたね。
最近、偶然に当時の弘前駅前の航空写真を発見しました。
画像の最も右に写っているのはJR弘前駅です。
今は無き「駅前のロータリー」が確認出来ます。
そして、そのロータリーから左側に道路を進むと ビルの建築現場が写っていますね。
これが開店前年、昭和50年に工事中のイトーヨーカドー弘前店です。
現在の店舗は西側(画面左)に増床されています。
最初の店舗はこのサイズだったのですね。
明治29年に青森から弘前まで鉄道が開通する事になり
停車場に決まったのは、代官町から東北方向に500メートル程離れた
和徳村の田んぼの中でした。
代官町から駅までは田んぼを横切る一本道が作られました。
この道が現在の「みちのく銀行弘前支店」から
弘前駅につながる道だと思われます。
なんといっても、もとは田んぼだった場所に道を作ったものですから、
雨の日には道が泥んこになり、
膝までつかるような泥道を通って 駅までいかなければ成らなかったようです。
大町方面から駅へ道がついたのは昭和3年のことらしいので、
随分長い間、この泥んこ道が唯一の駅への道だったようです。
やがて駅前の田んぼは次々に造成されて、 現在の様子に変わっていくのでした。

(昭和55年の弘前駅 小野印刷「弘前の散歩道」より)
駅前という「絶好の地の利」がありながら、
商店街としては今一つパッとしない、この道に
「イトーヨーカドー」が昭和51年に開店したのです。
(昭和51年のイトーヨーカドー 小野印刷「弘前の散歩道」より)
イトーヨカドー弘前店は全国のイトーヨーカドーの中でも
売上でベスト3に入るような大繁盛店となりました。
(昭和57年のアプリーズ 小野印刷「弘前の散歩道」より)
そして、57年には駅ビル「アプリーズ」も誕生し
駅前、大町地区は一気に盛り上がったのですね。
あれから、36年。
駅前地区も、駅前地区のライバルだった土手町も かつての賑わいはありません。
全国の商店街と同じ「ドーナツ化現象」に悩まされているのです。
しかし、イトーヨーカドー弘前店だけは別のようです。
今でも駅前地区商店街の柱として、輝いております。
「ドキンチャン」と握手して大喜びの倅や娘を見ると
彼らが成長した時の弘前市がどうなっているのか
チョッピリ心配になるのでした。
※







