6月7日のカクテル 「ノアノア」

2026年6月7日 日曜日

6月7日はポール・ゴーギャンが生まれた日です。(1848-1903)


ゴーギャンは35歳までは証券マンで、

休日に趣味の絵画を楽しむ日々でしたが

ある日、会社を辞めて絵描きとして生活することにしました。

たちまち生活は困窮、

妻は5人の子供たちを連れて実家に帰ってしまったのです。

ゴーギャンはこの頃ゴッホと2ケ月ほど同居していました。

個性の強すぎる二人は諍いが絶えなかったそうで、

ゴッホが自分の耳を切り落としたという有名なエピソードは

実はゴーギャンさんが切り落としたという説もあります。

そのゴッホとの同居を解消し

ゴーギャンは楽園を求めててタヒチに渡ります。

やがて彼の代表作とされる作品、

「タヒチの女」が描かれました。

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代表作の「タヒチの女」。

 

温暖な気候の地でゆったりと創作活動を楽しむ

ゴーギャンを想像しますが現実は随分と違っていました。

持病の肝炎の悪化、生活の貧困、ケガ、孤独な生活

そして、愛する娘の死・・・。

​このような絶望の時期に、遺書代わりに制作されたのが

『われわれはどこから来たのか われわれは何者かわれわれはどこへ行くのか』という作品です。

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この大作の完成後

アルコールの取り過ぎから肝炎となり

55才でこの世を去りました。

 

40代の前半にゴーギャンは自伝を発表しています。

そのタイトルが「noanoa  ノアノア」。

ノアノアとはタヒチ語で「かぐわしい香り」という意味だそうです。

今日のカクテルは

2000年のサントリー・ザ・カクテルコンペティション

スイートカクテル部門最優秀作品『ノアノア』にしましょう。

Noa Noa Cocktail

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 カルヴァドス   Calvados Boulard   20ml
 ピーチ・リキュール   Lejay Cream De Peche   20ml
 ココナッツ・リキュール   Cocomo   15ml
 生クリーム   Fresh Cream   5ml

以上をシェークしてカクテルグラスに注ぐ。

ミントの葉、ブラック・オリーブ、デラウェアを飾る。

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カクテルの作者は、井上 博美氏 右から2人目

[大阪北区〕Bar Turban Shell 勤務  (当時)

 

ポール・ゴーギャンの作品は後期印象派と呼ばれ

平べったさが特徴です。

これは日本の版画の影響からとされています。

安定した生活や、愛する家族を失ってまでも

絵を描き続けたかったゴーギャン・・・。

孤独な最期を迎えたが

今、タヒチには彼の血を引く親類縁者が100人も暮らしているそうです。