6月7日はポール・ゴーギャンが生まれた日(1848-1903年)
https://youtu.be/wgIRBJ5BwDM?t=54s
http://youtu.be/LYWWuQ2UHa8
ゴーギャンは35歳までは証券マン
休日に趣味の絵画を楽しむ日々だったが
ある日、会社を辞めて絵描きとして生活することにした
たちまち生活は困窮・・・
妻は5人の子供たちを連れて実家に帰ってしまった
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ゴーギャンはこの頃ゴッホと2ケ月ほど同居していた
個性の強すぎる二人は諍いが絶えなかったそうで
ゴッホが自分の耳を切り落としたという有名なエピソードは
実はゴーギャンさんが切り落とした・・・という説まである
ゴッホとの同居を解消し
ゴーギャンは楽園を求めててタヒチに渡る
やがて代表作となるタヒチでの作品が描かれた
代表作の「タヒチの女」
温暖な気候の地でゆったりとした創作活動にいそしむ
ゴーギャンを想像するが
現実は随分と違っていた
持病の肝炎の悪化、生活の貧困、ケガ、孤独な生活
そして、娘の死・・・
このような絶望の時期に、遺書代わりに制作されたのが
『われわれはどこから来たのか われわれは何者かわれわれはどこへ行くのか』
この大作の完成後
アルコールの取り過ぎから肝炎でこの世を去った
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40代の前半にゴーギャンは自伝を発表した
そのタイトルが「noanoa ノアノア」
ノアノアとはタヒチ語で「かぐわしい香り」という意味だそうです
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今日のカクテルは
2000年のサントリー・ザ・カクテルコンペティション
スイートカクテル部門最優秀賞受賞作品『ノアノア』にしましょう
Noa Noa Cocktail
recipe
カルヴァドス | Calvados Boulard | 20ml |
ピーチ・リキュール | Lejay Cream De Peche | 20ml |
ココナッツ・リキュール | Cocomo | 15ml |
生クリーム | Fresh Cream | 5ml |
以上をシェークしてカクテルグラスに注ぐ。
ミントの葉、ブラック・オリーブ、デラウェアを飾る。
カクテルの作者は、井上 博美氏 右から2人目
(Bar Turban Shell 勤務[大阪北区〕当時)
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ポール・ゴーギャンの作品は後期印象派と呼ばれ
平べったさが特徴だ
これは日本の版画の影響からだ
安定した生活や、愛する家族を失っても
絵を描きたかったゴーギャン・・・
孤独な最期を迎えたが
今、タヒチには彼の血を引く親類縁者が100人も暮らしている
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