7月26日のカクテル マカロニ

2026年7月26日 日曜日

「あの、おれ、捕まったじゃん、薬、ドラッグで。

麻薬捜査官、何つったと思う?」

「えっ?いや、わからないですね」

「うちにはさ、貧乏人がやる覚醒剤以外は全部あったんだよ。

大麻、コカイン、LSD・・・」

「それでさ、捜査官が入ってきて。言ったんだよ・・・・・・

『何だ、おまえんちは!

何でも揃ってんじゃねーか・・・・・・ドラッグストアか?』

ギャハハハハハッ」

これは、1983年に大麻不法所持で逮捕された際のことを

ユーモアを交えて友人に語るショーケンです。

ショーケンこと萩原健一さんは1950年7月26日、

埼玉県で生まれました。

高校時代の遊び仲間に「ケン」のつくものがおり、

体の大きい者は「ダイケン」、一回り小さな者は「チューケン」、

小柄な萩原は「ショーケン」と呼ばれるようになったそうです。

1967年にザ・テンプターズのヴォーカリストとしてデビュー。

1972年、映画『約束』でいきなり主役を演じて

本格的に俳優に転身しました。

その後も『八つ墓村』、『影武者』、『居酒屋ゆうれい』などで

シリアスからコミカルまで幅広い演技を披露します。

テレビドラマでも『傷だらけの天使』や、『前略、おふくろ様』で

お茶の間の幅広いファンを獲得しました。

なんといっても絶大的な人気を博したのは

『太陽にほえろ!』のマカロニこと「早見淳」役でしょう。

長髪に、スリーピース・スーツでノーネクタイ姿。

劇中ではとにかく走って走って走りまくる、

それまでの定番の刑事役とは全く違う行動が

視聴者から爆発的な支持を得たのでした。

さらに、主役でありながら番組途中で

通り魔に刺されて死んでしまうという

ショッキングな結末が「マカロニ」という刑事を

永遠に忘れられないものにしてしまいました。

萩原健一さんが生まれた日のカクテルは

『マカロニ』にしましょう。

レシピ

アブサン 2/3

スイートバルモット 1/3

シェークしてカクテルグラスに注ぐ。

 

参考文献

『ショーケン 天才と狂気』(大下英治著 青志社)