5月1日のカクテル 「サンバ」

2020年5月1日 金曜日

5月1日のカクテル サンバ

Samba Recipe   サンバのレシピ

ココナッツ リキュール    Coconut Liqueur    10ml

アプリコット ブランデー   Apricot Brandy    10ml

グレープフルーツ ジュース Grapefruit juice    40ml

材料をシェークしてカクテルグラスに注ぐ

1981年、春

歌手の郷ひろみさんに新曲が提供されました

郷さんの曲への印象はとても良かったそうですが

詞を読んで驚愕したそうです

「 あわてないでお嫁サンバ  123バ  223バ

  お嫁  お嫁  お嫁サンバー♪ 」

郷はさんこの曲を歌うことを拒否しました

郷さんを驚かせた詩を書いたのは

弘前市出身の作詞家・三浦徳子(みうらよしこ)さんです

三浦さんは、岩崎宏美・早見優・工藤静香

沢田研二・田原俊彦らのアイドルや

TUBEらのシンガーソングライターにも詩を提供していて

当時のヒットチャートを席捲した超売れっ子作詞家でした

特に、松田聖子さんの歌詞をデビューから5曲連続で担当

松田さんは新人賞を総なめにして、

ポスト山口百恵の座を不動のものにしつつありました

郷さんがお嫁サンバの歌詞に難色を示したのは

「渦中の交際騒動の相手の松田聖子」を担当した

三浦徳子さんが書いたのが、原因の一つかもしれません

ところが、渋々発売した「お嫁サンバ」は

ラテンのリズムと不思議な歌詞が

若者に強烈に支持され大ヒット

結婚式の定番ソングとして定着したのでした

郷さんは

「この曲を歌っていなければ後の「2億4千万の瞳」も

「GOLDFINGER ’99」もなかった」

と言っています

もうひとつついでに加えると

「マツケン・サンバ」も無かったのではないかと、私は思います

郷ひろみさんの

エンターテイナーとしてのターニングポイントとなった曲

その作詞家が弘前市出身の三浦徳子さんであったというのが

何とも嬉しいかぎりです

5月1日はその「お嫁サンバ」が発売された日(昭和56年)

今日のカクテルはタイトルにちなんで「サンバ」にしましょう・・・