4月24日のカクテル 「フィフスエレメント          ジャン=ポール・ゴルチエ・ヴァージョン」

2020年4月24日 金曜日

5年ほど前のこと、

4歳の娘が「将来なりたいもの」を

見事な筆さばきで半紙にしたため

意気揚々と幼稚園から帰ってきました。

ひらがなで書くといっそう味わい深い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1983年の毎週火曜夜八時、

私をテレビの画面に釘付けにした

大映テレビとTBS制作のTVドラマ、

「スチュワーデス物語」。

日本航空(JAL)の

スチュワーデス訓練生を描いた物語だった。

1998年、ポリティカル・コレクトネス浸透で

JALはスチュワーデスという呼称を廃止し

フライト・アテンダントに変更したが

なんとなく味気ない。

おかげで「スッチー」という言葉が

死語になってしまった。

娘には、もう一枚

半紙に「スッチー」としたためてもらおう。

私にはそちらの方が現実味がある。

機内で初めて「スッチー」に話しかけたときのあの興奮、

初めて酒を飲んだりタバコを吸ったときの

大人になったようなアノ感覚は

もう味わうことが出来ないのだ。

さて、スチュワーデス・・・もとい

キャビン・アテンダントといえば

なんといっても制服が華だ。

そんな私が度肝を抜かれた制服がこれ

フィフスエレメント

 

 

 

 

 

 

一見するとブラウスを着忘れたかのようだが

この制服はリュックベッソン監督のSF映画

「フィフスエレメント」に登場する

CA風のキャラクター達だ。

 

1997年公開のこの映画では

1000着以上のSF未来的なコスチュームが登場します

フィフスエレメント

 

衣装をデザインしたのは「ジャン=ポール・ゴルチエ」でした。

ピエールカルダンのアシスタントとしてファッションデザイナーのスタートを切り

ジャンポールゴルチエ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1976年に自身のブランドを発表。

80年代には下着ルックや

ボンデージ・ファッションを発表して

話題になりました。

424日はそのゴルチエが生まれた日。

今日はカクテルは

『 フィフスエレメント 』をアレンジして

『ジャン=ポール・ゴルチエ・ヴァージョン』を

創作しました

 The Fifth Element Cocktail Jean-Paul GAULTIER Varsion.

Recipe

材料 分量
  Vodka (made in French) / フランス産ウオッカ 40ml
 Elder Flower liqueur / エルダーフラワー・リキュール 10ml
  Get31 / ホワイト・ペパーミント・リキュール  1tsp
  Fresh Lemon Juice / フレッシュ・レモン・ジュース 10ml
  Blue curacao / ブルーキュラソー 1tsp

ブルーキュラソー以外の材料をシェークしてカクテルグラスに注ぎ

ブルーキュラソーをグラスの底に沈める

ジャンポールゴルチエの生まれたフランス産のウオッカがベース

グラスに沈めた青のリキュールでゴルチエのデザインしたCA風のコスチュームの色を表しました

通常の「フィフスエレメント」のレシピ

 ブランデー10ml

ブルーキュラソー(アルコール度数40°以上のもの)10ml

ジェット31(ホワイト・ペパーミント・リキュール)10ml

グレナディンシロップ10ml

リキュールグラスにグレナデン、ジェット31、ブルーキュラソー、ブランデーの順に、

混ざらないようにゆっくりと注ぐ.