5年ほど前のこと、
4歳の娘が「将来なりたいもの」を
見事な筆さばきで半紙にしたため
意気揚々と幼稚園から帰ってきました。
1983年の毎週火曜夜八時、
私をテレビの画面に釘付けにした
大映テレビとTBS制作のTVドラマ、
「スチュワーデス物語」。
日本航空(JAL)の
スチュワーデス訓練生を描いた物語だった。
◇
1998年、ポリティカル・コレクトネス浸透で
JALはスチュワーデスという呼称を廃止し
フライト・アテンダントに変更したが
なんとなく味気ない。
おかげで「スッチー」という言葉が
死語になってしまった。
◇
娘には、もう一枚
半紙に「スッチー」としたためてもらおう。
私にはそちらの方が現実味がある。
◇
機内で初めて「スッチー」に話しかけたときのあの興奮、
初めて酒を飲んだりタバコを吸ったときの
大人になったようなアノ感覚は
もう味わうことが出来ないのだ。
◇
さて、スチュワーデス・・・もとい
キャビン・アテンダントといえば
なんといっても制服が華だ。
そんな私が度肝を抜かれた制服がこれ
一見するとブラウスを着忘れたかのようだが
この制服はリュックベッソン監督のSF映画
「フィフスエレメント」に登場する
CA風のキャラクター達だ。
1997年公開のこの映画では
1000着以上のSF未来的なコスチュームが登場します
衣装をデザインしたのは「ジャン=ポール・ゴルチエ」でした。
◇
ピエールカルダンのアシスタントとしてファッションデザイナーのスタートを切り
1976年に自身のブランドを発表。
80年代には下着ルックや
ボンデージ・ファッションを発表して
話題になりました。
◇
4月24日はそのゴルチエが生まれた日。
今日はカクテルは
『 フィフスエレメント 』をアレンジして
『ジャン=ポール・ゴルチエ・ヴァージョン』を
創作しました
◇
The Fifth Element Cocktail Jean-Paul GAULTIER Varsion.
Recipe
材料 | 分量 |
Vodka (made in French) / フランス産ウオッカ | 40ml |
Elder Flower liqueur / エルダーフラワー・リキュール | 10ml |
Get31 / ホワイト・ペパーミント・リキュール | 1tsp |
Fresh Lemon Juice / フレッシュ・レモン・ジュース | 10ml |
Blue curacao / ブルーキュラソー | 1tsp |
ブルーキュラソー以外の材料をシェークしてカクテルグラスに注ぎ
ブルーキュラソーをグラスの底に沈める
ジャンポールゴルチエの生まれたフランス産のウオッカがベース
グラスに沈めた青のリキュールでゴルチエのデザインしたCA風のコスチュームの色を表しました
※
通常の「フィフスエレメント」のレシピ
ブランデー10ml
ブルーキュラソー(アルコール度数40°以上のもの)10ml
ジェット31(ホワイト・ペパーミント・リキュール)10ml
グレナディンシロップ10ml
リキュールグラスにグレナデン、ジェット31、ブルーキュラソー、ブランデーの順に、
混ざらないようにゆっくりと注ぐ.
◇