二回表聖愛の攻撃、無死。
右前安打のブラザー・成田が一塁走者。
続く森山の打球が投手方向へ。
あわや1-6-3のダブルプレー・・・、
が、森山の打球が強く、玉野光南のエースのグラブをはじいた。
二塁へ激走するブラザー・成田 「ヌオオオォォー!」
一塁へ激走した森山 「ゼーゼーゼーッ・・・」
共に塁上に生きて、無死一、二塁のチャンスを作った。
※
続く和島の打席で、投手が暴投。
今度は三塁へ激走するブラザー・成田 「ヌオオオォォー!」
二塁へ激走した森山 「ゼーゼーゼーッ・・・」
無死二、三塁とチャンスが広がる。
※
和島は一塁手強襲のライナーでアウト。
必死に三塁へ戻るブラザー・成田 「ヌオオオォォー!」
あえなく憤死のダブルプレー、
二死二塁、二塁走者は走塁練習免除の森山。
※
続く七番、一年遊撃手のシモンが中前安打!
二走、森山スタート!
三塁コーチャーに森山の視線が集中する・・・。
コーチャー木村 「ま・わ・れ・・・」
森山 「マ・ジ・デ・・・?」
森山が三塁を回った・・・。
玉野光南、中堅手の川上、バックホームっっっ!
ホームインっ!聖愛先制!
森山 「ゼーゼーゼーッ、オェッ・・・」
森山の激走とシモンのタイムリー、「一、二年コンビ」で先制した。
聖愛先発のオノケンが見事に四安打完封したので、
これが決勝点になった。
※
四回表には一戸がバックスクリーン右へ本塁打!二点目!
一戸 「全国放送だぜ、ムフフフ」
※
六回表の聖愛。
死球で出塁の藤元を、再び一戸が安打で返し三点目!
その一戸を、ブラザー成田が二塁打で返し四点目!
その成田が森山の打席で二塁を飛び出し、捕手の牽制球を受ける。
必死に二塁へ戻る成田 「ヌオオオォォー!」
あえなく憤死、成田のユニホームはすでに真っ黒だ。
※
七回には死球で出塁のシモンが盗塁。
一死二塁のチャンス。
オノケンの打席で原田監督からの伝言が届けられた。
「ここで打ったら、○×△□・・・」
オノケン 「ゴッツアーン!」
外角の速球を左中間に安打してシモンが生還、駄目押しの五点目!
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八回にはブラザー・成田が、この日三本目の安打で出塁。
続く森山は三塁ゴロッ!
ダブルプレーを阻止しようと、またまた成田が激走!
二塁へスライディングする成田 「ヌオオオォォー!」
しかし、5-4とわたり成田憤死。
スライディングで、またまたユニホーム真っ黒。
打者走者の森山も必死で一塁へ
森山 「ゼーゼーゼー・・・」
4-3とわたり、ゲッツー完成・・・。
森山 「ゼーゼーゼーッ、ゼゾーッ・・・」
※
九回には二塁打のシモンを代打のカセケンが二塁打で返し六点目!
※
聖愛が甲子園の初戦を飾った。
一番・藤元は二四死球で出塁。
二番・宇庭は犠打をきっちり決めた。
外川はウイニングボールをキャッチ。
三番・一戸は本塁打を含む二打点。
六番・和島は好リードでオノケンを支えた。
七番・シモンは二安打一死球打点1得点2盗塁1の大活躍。
八番・北畠は好守でチームを盛り上げた。
カセケンは代打でタイムリー二塁打を放った。
九番・オノケンは玉野光南を四安打完封、しかも一打点の活躍。
そして、三安打し走塁では前に後ろに走り回った四番・ブラザー・成田と
激走に次ぐ激走で甲子園を沸かせた五番・森山に拍手を送りたい。
※
次は福知山成美を破った沖縄尚学が対戦相手に決まった。
いよいよ全国区のチームが相手となるが、何の心配もしていない。
聖愛の野球が出来れば、勝てる相手だ。
むしろ太田部長の出身地、
京都代表の福知山成美の方が、やりにくい感じがした。
成美の主将は、昭和44年に準優勝した青森・三沢高校のエース、
太田幸司投手の息子さんだしね。
1000人近い応援団も、御苦労さまでした。
片道20時間弱の、ゼロ泊三日の弾丸バス移動です。
私も朝一番に自家用ジェットで向かう予定でしたが
関西空港の着陸許可が下りず空路を断念・・・。
愛車のマセラッティでハイウェイを飛ばす事を考えましたが
弘前―甲子園間を六時間で走破するのは無理だと判断しました。
自宅のプールはイルカも泳げるように改装中なので
午前中は子供たちと近くの公園の流れるプールで過ごしました・・・。
ごめんなさい。
「津軽から日本一」、記念すべき第一歩ですね。
長く聖愛野球部の顧問を務めながら、
この春からテニス部の顧問になられ、
途端に野球部が甲子園初出場という事になった
心中複雑なMr.ハリハリハリー先生が
今夜は、祝杯を上げるためにご来店中です。
弘前に残っている私と二人で、ドンペリニオンで乾杯です。
聖愛野球部、おめでとう!
グ・ビ・・・。
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