昇天教会から中央弘前駅前は桝形の名残

2020年4月7日 火曜日

Bar待庵が移転する

スマイルホテル弘前から

弘南電鉄・中央弘前駅は

道路を挟んですぐ向かい側、

徒歩30秒の近さです。

その中央弘前駅前と

弘前昇天教会の間の道は、

江戸時代の「桝形」が

そのまま残っている貴重な道です。

弘前城の東に位置するこの道は、

敵の直進を妨ぐために、

ほぼ直角に二度カーブする

クランクカーブです。

しかもこのカーブは

高低差がビルの3階分ほどある

坂道の途中にあり

道路が凍結する冬場は

現代でも交通の難所と化すのです。

道幅6メートル弱で

歩行者と車がギリギリで行きかうこの道の幅を

16メートルまで拡張しなおかつ

直線で坂を上り切り

難所のクランクカーブをスルーしようというのが

「弘前広域都市計画道路3・4・6号

山道町樋の口町線」の

工事なのです。

下の画像が現在の道です。

🅿はタイムズ中央弘前駅前駐車場で

スマイルホテル弘前に隣接しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤い線で記した直線の道にしようという工事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

🅿位置から坂の上、日本聖公会昇天教会方向を見ると

建物が撤去され新しい直線道路が出来つつあります。

右側に中央弘前駅が見切れてます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

坂の上からこの場所を見下ろすとこうです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

中央の3階建ての茶色いビルと同じ高さです。

その茶色いビルのたもとにある境橋。

ご覧のように道幅は6M弱、

これを幅16Mまで拡張するのですね。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

坂の上の角の昇天教会です。

夜はライトアップされます。

大正9年(1920)に竣工、

平成5年(1993)、県重宝に指定されました。

イギリス積みのレンガ建築です。

ご覧のようにほぼ直角に道が曲がっています。

スマイルホテル弘前までは徒歩1分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教会から180度ターンすると

一戸時計店が見えます。

明治30年に建てられたもので

弘前市民に親しまれてきました。

スマイルホテル弘前まで徒歩30秒です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道路拡張工事と

駅周辺工事が完成すると

下の画像のようになります。

4月にオープンする

弘前レンガ倉庫美術館も目と鼻の先ですね。


Bar待庵が移転する

スマイルホテル弘前は

弘前散策にとても便利な場所に立地しているのがわかります。

中央駅から電車に乗れば

温泉とスキーの町・大鰐もすぐですから

温泉日帰りも可能ですね。

弘前散策や温泉の後は

Bar待庵で喉を潤してください。