旧弘前偕行社に下見に行ってきました。

2011年4月13日 水曜日

旧弘前偕行社に行ってきました、自転車で。

国の重要文化財です。

入り口と桜の木と僕の自転車のハーモニー・・・。

このアングルは映画「津軽百年食堂」のロケと同じ場所を探して撮影しました。

映画では明治時代の弘前駅として登場しますよ。

明治40年に陸軍・第八師団の交流施設として建設された洋館。

さすがに傷んでいる箇所もある。

修復の計画が進んでいるそうです。

では入り口から中に入りましょう・・・。

なんと無料で開放されています。(土日は閉館)

明治時代、歩兵31連隊と52連隊の二つが同時に弘前に駐留していました。

二つの団が同じ地に居たのは、弘前と広島だけ・・・。

52連隊の副団長は昭和天皇の弟、2年間弘前に駐留しました。

エリート将校さん達とそのセレブ奥様達、そしてお子様たちが弘前で生活していた。

偕行社のこの空間は東北の田舎では無く、時代の最先端の社交場だったのです。

マダム達は弘前の人が見た事も無いような上等な服に身を包み、街を歩く。

明治の時代にフランスパンを抱えて土手町を闊歩していた。

地元・津軽人は唖然としていたでしょう。

弘前の女性は昔からお洒落だったという説がありますが、

このセレブマダム達の影響である事は間違いないのです。

銀座で買い物していた奥様達が、旦那の転勤で

どっと弘前になだれ込んできたわけです。

当時のシャンデリア。

マントルピースに石炭ストーブまである

師団長室のシャンデリアは意外にかわいらしい。

壁紙は西陣織だそうだ。

特別に入れていただいた師団長室には、2001年に国の重要文化財に指定された証があった。

廊下も長い・・・、50m弱だからね。

ガラスも当時の波打った硝子でした。

壊れたら現代のガラスで修繕するしかないそうです。

ルネサンス様式の華やかな細部のデザイン。

東北に現存する陸軍関係の建設物の代表とされています。

雪囲いが外されれば中庭も綺麗になる。

参謀控室?

映画「八甲田山」で参謀会議の場面でロケに使用された部屋。

三國連太郎や北大路欣也、そして高倉健が

30数年前に、ここに居たのだ・・・。ちびりそうだ。

さて、チラリと写っている方々は「連太郎」ではなく建物を案内して下さった方、

「欣也」ではなく、弘前市観光物産課の方、

そして「健」ではなく弘前感交劇場カクテルの街推進委員会の委員の方です。

この重要文化財を使って、第4回の弘前カクテルコンペティションを開催できないかと

弘前市より有り難いオファーを頂きまして、チラ見ではなく下見に来たわけです。

火気厳禁、トイレ一ヶ所、水回りほとんど無し、電力の容量ほとんど無し。

おまけに土足厳禁。

この条件でカクテルコンペやパーティーが出来るのか。

一日で会場を作り、パーティーを開き、何事も無かったように撤収できるのか?

問題は山積だ。

でも、「やりますっ!」って言っちゃった。

スタッフのみなさんごめんなさい。

またまた大変な、御苦労をおかけする事になりそうです。

許して・・・。