1950年にイギリスで始まった
モータースポーツの最高峰フォーミュラーワン(F1)。
このレースに72回出場して
25勝したにもかかわらず、
2位はたった1度しかないという
変わった戦績のレーサーがいる。
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優勝できなかったレースの大半は
マシントラブルでリタイアしている。
つまり、マシンさえしっかり走れば
全部優勝というわけだ。
ポールポジション獲得率は45.8%。
音速の貴公子アイルトン・セナの40.4%を上回り、
現在も世界一の記録だ。
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そのレーサーの名は「 ジム・クラーク 」。
スコットランド出身の彼は、
「フライング・スコット(天駆けるスコットランド人)」の
異名を持っていた。
F1の歴史において最も優れたドライバーのひとりである。
3月4日はそのジム・クラークが生まれた日(1936―1968)。
そこで今日のカクテルは
『フライング・スコッツマン』にしましょう。
Flying Scotsman Cocktail
Recipe
Scotch Whisky スコッチ・ウイスキー 1/2
Sweet Vermouth スイート・ヴェルモット 1/2
Aromatic Bitters アロマチック・ビターズ 1dash
Preen Sirop プレーン・シロップ 1/4tsp
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ロータスのオーナーは、
「彼は、ナンバーワンであり、
しかもパーフェクトだった」と
最高の賛辞を送っている。
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ドライビング・テクニックが優れ、
不調のマシンでも難なく乗りこなしてしまので、
メカニックには
「ジムがマシンに乗ると、
セッティングが進まない」
と言わしめるほどであった。
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