3月4日のカクテル 「フライング・スコッツマン」

2021年3月4日 木曜日

1950年にイギリスで始まった

モータースポーツの最高峰フォーミュラーワン(F1)。

このレースに72回出場して

25勝したにもかかわらず、

2位はたった1度しかないという

変わった戦績のレーサーがいる。

優勝できなかったレースの大半は

マシントラブルでリタイアしている。

つまり、マシンさえしっかり走れば

全部優勝というわけだ。

ポールポジション獲得率は45.8%。

音速の貴公子アイルトン・セナの40.4%を上回り、

現在も世界一の記録だ。

ジムクラーク に対する画像結果.サイズ: 131 x 160。ソース: japaneseclass.jp

そのレーサーの名は「 ジム・クラーク 」。

スコットランド出身の彼は、

「フライング・スコット(天駆けるスコットランド人)」

異名を持っていた。

F1の歴史において最も優れたドライバーのひとりである。

3月4日はそのジム・クラークが生まれた日(1936―1968)。

そこで今日のカクテルは

『フライング・スコッツマン』にしましょう。

Flying Scotsman Cocktail

Recipe

Scotch Whisky  スコッチ・ウイスキー 1/2

       Sweet Vermouth スイート・ヴェルモット 1/2

       Aromatic Bitters  アロマチック・ビターズ 1dash

       Preen Sirop  プレーン・シロップ 1/4tsp

 

 

 

ロータスのオーナーは、

「彼は、ナンバーワンであり、

しかもパーフェクトだった」と

最高の賛辞を送っている。

ドライビング・テクニックが優れ、

不調のマシンでも難なく乗りこなしてしまので、

メカニックには

「ジムがマシンに乗ると、

セッティングが進まない」

と言わしめるほどであった。