6月11日のカクテル 「ブラック・ヴェルヴェット」

2018年6月11日 月曜日

 6月11日はバーテンダーなら足を向けて眠れない

カール・フォン・リンデの生まれた日です。(1842年)

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カクテルとは何か?いつ頃から飲まれているんだ?

広い意味で、「2種類以上のものを混ぜた飲み物は全てカクテルだ」

とすれば世界各地でほぼ同時に生まれたのではないでしょうか

紀元前のエジプトやローマ帝国では

酒にプラスアルファの何かを加えて飲んでいたという記録が残っています

おそらく常温の飲み物だったのでしょう

 

では、現在のように氷と専用の器具を使って

混ぜながら冷やしてカクテルを作るようになったのは

いつ頃からなのでしょう?

ここで登場するのがリンデ

といっても彼はバーテンダーではありません

ミュンヘン工業学校の講師だったリンデは

冷凍技術に関する研究をしていました

これに注目したのが、ミュンヘンのビール醸造メーカー 

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 世界初の冷凍機が設置された

 シュパーテン醸造所

 

当時、1キロリットルのビールを冷やすのに1トンの氷を使っていました

その氷は冬の間に川から切り出しておいたもので

大変な労力をしいられていたのです

1873年にリンデが開発した「冷凍機」は

人工の氷を作り出す画期的な発明でした

これによってビールは季節と場所を問わず

どこでも作れるようになり世界中に広まったのです

天然氷しかなかった当時、この冷凍機は爆発的に売れ

特許を取得したリンデは会社を設立

現在のリンデAGです。

自然が生み出す貴重な氷を自由に作れるようになり

それがカクテルを氷で冷やすという技術を生んだのです

冷たいカクテルの歴史は誕生から140年しか経っていないのですね

 

1900年代になるとリンデは空気を液化して蒸留し

液体酸素と液体窒素に分離することに成功しました

この研究をリンデに依頼したのもビールメーカーの「ギネス社」でした

今日のカクテルはギネス・ビールを使った

「ブラック・ヴェルヴェット」にしましょう

Black Vervet Cocktail

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材料 分量
 Stout Beer / スタウト・ビール 1/2
 Champagne / シャンパン 1/2

冷えた10オンス位(300ml)のグラスに同時に注ぐ

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