4月13日のカクテル 「キャロル・革ツナギとリーゼント・Var.」

2021年4月13日 火曜日

1975413日の夜、

3千人収容の日比谷野外音楽堂に

​その倍以上の7千人もの人が詰めかけた。

皮ツナギにリーゼントがトレードマークの

4人組ロックバンド

「キャロル」の解散コンサートに集まったファンたちです。

 

 

 

 

 

 

ギター、ジョニー・大倉

ドラムス、ユウ・岡崎

リードギター、内海利勝

ベース、矢沢栄吉の四人組

このコンサートは、

演奏中のステージセットに

爆竹の火が燃え移りながら

火災の中で4人が演奏しきったという

伝説のステージとなりました。

観衆のほとんどは

セットが燃えていることを

演出だと思っていたそうです。

英語と日本語を

絶妙に組み合わせる作詞センスと

日本語を英語のように歌う

矢沢栄吉のヴォーカル、

それにリーゼントヘアーに

黒の革ツナギという斬新なスタイルが

たくさんの若者の支持を集め

キャロルの存在が

社会現象にまで発展したといわれています。

最初の『ビジュアル不良系バンド』

と言えるのではないでしょうか。

今日のカクテルは

スタンダードカクテル「キャロル」をアレンジした

『キャロル 革ツナギとリーゼント・ヴァージョン』

にしましょう。

Carol cocktail Rider Suit & Regent Hair version.

Recipe

材料 分量
 Nikka Whisky Black / ブラック・ニッカ・ウヰスキー  40ml
 Opal Nera Black Sambuca / オパールネラ・ブラックサンブーカ  20ml

以上をステアーして、カクテル・グラスに注ぎ、ライムピールをツイストする

キャロルのリーダーだった矢沢永吉と同じ

広島県出身の、竹鶴正孝が創業した

ニッカウヰスキーのブラックと、

黒色リキュール、オパールネラを使い

キャロルのトレードマークだった

黒髪のリーゼントと革ツナギを表現しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

スタンダードのキャロルのレシピはこちらです

『 CAROL 』 

Recipe

材料 分量
 Cognac Brandy   コニャック・ブランデー  40ml
 Sweet Vermooth  スイート・ベルモット 20ml

以上をステアーして、カクテル・グラスに注ぐ