2月17日のカクテル 「白州ハイボール」

2020年2月17日 月曜日

2月17日は白洲次郎が生まれた日。

( 1902 – 1985 )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本で初めてGパンを穿いた男といわれる。

豪商・白洲文平の子として

奔放に育った次郎。

奔放すぎてイギリスのケンブリッジ大学へ

島流し?にされたのが10代の後半。

やがて、イギリス流の

プリンシプル [ principle ] を

大切にする生き方を学んで帰国。

どんな時でも全く自分の原則、

流儀がぶれなかった男。

戦争がはじまると、

最初から勝てないと思っていた彼は、

イギリス仕込みの

カントリー・ジェントルマンを決め込んだ。

普段は田舎で農業などをしながら

中央の政局に目を光らせ、

いざという時には中央に戻り

間違った政治を正す生き方が

カントリー・ジェントルマン。

第二次大戦後、敗戦国日本の統治に乗り込み、

新憲法作成にあたっていたアメリカGHQにも

自分のプリンシプルに合わない事は断った。

アメリカ人からは「従順でない唯一の日本人」

とあだ名をつけられた。

ケンブリッジで会得した

「オックスブリッジアクセント」

を知らないGHQの准将に、

英語が上手いと褒められた時、

「あなたももう少し勉強すれば上手くなる」

と答えたそうだ・・・。

アメリカ人に向かって、

「もっと英語を勉強したら?」

と言ったわけです。

通産省を作った後は政界から退き、

東北電力や大沢商会の会長などを歴任した。

車大好きの白洲さんは、

80歳でポルシェ911sを飛ばす爺さんだった。

さてさて、白洲次郎さんにまつわるカクテルを

ついに発見できませんでした。

今日は「白洲(しらす)」ならぬ

「白州(はくしゅう)」のハイボールを、お薦めいたします。

いつか白洲さんにちなんだカクテルを見つけます。

2010年、NHKドラマ・スペシャル「白洲次郎」で

全三回にわたってその生涯が放送されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次郎役は「伊勢谷友介」、

妻・正子役に「中谷美紀」、

宰相・吉田茂役は「原田芳雄」。

父・文平に「奥田瑛二」。

監督はこの後「龍馬伝」の製作に入る

大友啓史さんでした。

白洲さんの生涯が良く判る、

素晴らしいドラマでしたね。

最後に白洲さんの

戦争に対する言葉を紹介しますね。

「吾々の時代にこの馬鹿な戦争をして、

元も子もなくした責任を

もっと痛烈に感じようではないか。

日本の経済は根本的の建て直しを

要求しているのだと思う。

恐らく吾々の余生の間には

大した好い日を見ずに終わるだろう。

それ程辞退は深刻で、前途は荊の道である。

然し吾々が招いたこの失敗を、

何分の一でも取り返して

吾々の子供、吾々の孫に引継ぐべき

責任と義務を私は感じる。」 (1953年)

(吉田茂と白洲さん)