10月11日のカクテル ブルーサンダー・ワインガードナー Ver.

2020年10月11日 日曜日

10月11日のカクテルは当店オリジナルの「ブルーサンダー」

ブルー・サンダー Blue thunder Cocktail Wayne Gardner Version.

(This cocktail is dedicated to Wayne Michael Gardner)

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1985年7月28日、三重県鈴鹿市。

鈴鹿サーキットでは第8回・鈴鹿8時間耐久レースが開催されていた。

この年の優勝候補は

3年連続GP500チャンピオンとなり

スプリントレースを引退したばかりのケニー・ロバーツと

日本のエース・平忠彦の二人が組んだ、

ヤマハ・資生堂テック21チームだった。

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スタートで失敗し最後尾からのスタートとなったテック21チームだったが、

みるみる順位を上げて3時間後には1位となり、

レースの終盤には3位のロスマンズ・ホンダチーム③まで周回遅れにしていた。

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ロスマンズホンダ・チームのエース・ライダーは

オーストラリア出身のワイン・ガードナー。

8時間の耐久レースでは1時間ごとにライダーが代わるのが常識。

時速200Km以上でコースを走行するには、

体力的にも精神的にも1時間が限界とされていて

二人のライダーが1時間ごとに4回ずつ合計で8時間走るのだ。

レース開始から7時間経過して、ワイン・ガードナーが3位でピットインする。

ガードナーはこれで4回目の走行を終えて、

あとはセカンド・ライダーの徳野選手が最後の1時間を走りゴールインする予定だ。

ガードナーは自分の役目を終えたところだった。

ホンダRVF750が停車し、ピットクルーが最後の給油をする。

順調なら10秒以内で終了する作業だ。

次のライダーの徳野もヘルメットをしてライダー交代の準備はできていた。

ここで、信じられないことが起こる。

ライダーチェンジをせずにガードナーが乗ったままのマシンが

コースに戻ったのだ。

この時、1位のテック21との差は1分以上、約1周の差がある。

この差を挽回して逆転の可能性にガードナーが賭けたのだ。

そのことは彼自身が2時間ぶっ続けで走行することを意味していた。

信じられないことが続けざまに起こった。

レース終了まで30分というところで

1位を快走中のテック21チームのマシンが突然スローダウン。

ライダーの平は、正面スタンド前でマシンを降りて、ピットに歩いて帰って行く。

一位チームのリタイアである・・・。

やがてピットを歩く平選手の横をゼッケンナンバー③のガードナーが抜き去っていく。

20万人の聴衆は大会史に残る大逆転劇を目の当たりにした。

ホンダ・チームが逆転優勝。

ゴールインしたガードナーは2時間の連続走行を終え

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なんと自力でマシーンから降りることもできない程、疲れ切っていた。

表彰台に上がる時でさえ、足がもつれていたくらいだった。

ファンはライダーチェンジをせずに、勝利にかけたガードナーの勇気に感動した。

ガードナーはこの2年後にGP500のワールドチャンピオンにまで昇りつめる。

いつでも強気、後輪をズリズリ滑らせながら駆け抜ける

彼のライディングは多くのモーターファンを魅了したのだ。

そんなガードナーの愛称が「ブルーサンダー」。

10月11日は、ワイン・ガードナーの誕生日。

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今日のカクテルは当店オリジナルの「ブルーサンダー」にしましょう

ブルーサンダーのレシピ

自家製ジンジャー・ウオッカ 7/10

    (アブソルート・ウオッカに生姜を漬け込んだもの)

ペパーミント 10枚

パウダーシュガー 1tsp

フレッシュ・レモンジュース 2/10

パジェス・アイスミント・リキュール 1/10

オールドファッションド・グラスにミントを入れて軽くつぶし、香りをたてる。

砂糖、レモン1/2個の果汁を加える。

グラスにクラッシュアイスを入れて、

ウオッカとアイスミントリキュールを注ぎ軽くステアする。