新店舗のテーブル席は4人掛け席が2席です。
前の「侍庵」はテーブルが5卓で20席あったので
だいぶ少なくなります。
なぜテーブルを少なくしたのかと言えば
ズバリ「私の体力、すなわち年齢的な問題です」。
カウンター席も5人。
これが56歳の私が対応できる客数の限界と考えます。
スタッフを増やすという選択肢は
バーの利用客が減少している
昨今のご時世では考えられませんでした。
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さて、2×4×6フィートのパイン材を5本個輸入。
おおまかな設計図を書いたので
寸法通りにカットしてゆきますよ。
木材の粉が乱れ飛ぶので
自宅の工房(ただの庭先)でパイン材をカットしました。
工房(庭先)、特に網戸は木の粉だらけで
家人の顔が引きつっておりますが
気づかないふりをして切り終え
お店に持ち込んでから組み立てます。
座席の下を収納スペースにするので
座面の板を上下に開閉できるように
初めて蝶番の装着に挑戦します。
下の画像は座面を閉めている、
いわゆる椅子の状態ですね。
長さは2ḿ60㎝です。奥行きは40㎝。
RANDBEAN様で製作して頂いた
テーブルの高さが72㎝なので
座面までの高さは42㎝にしました。
最高で5人は座れる計算です。
座面を上げた状態です。
この下が収納になります。
何を収納するのかは後々考えます。
とにかくお店が狭いので収納スペースはは大事なのです。
ちなみに、このベンチシートの座面となる板は
以前「Bar侍庵」の2Fで経営していた
「221b Baker Street」のカウンターで使っていた天板です。
下の画像は2010年12月24日の、
クリスマスイブの「 221b Baker Street 」のものです。
約10年前、当時のスタッフの懐かしい顔ぶれです。
このカウンターの板が新しい店のベンチの座面になるのですね。
完成した椅子に初座りしたのは
たまたまその場で作業をしていたペンキ屋さんです。
ぶどうジュースでのどを潤す彼に
テーブルの高さとの相性を伺いました。
「ん~、ちょっとだけ椅子が高いような気が、○×▽◇#♭」。
確かに座面が高いような気が、私もしていました。
よって即バラシです。
座面を2㎝低くして再び組み立てました。
今度はちょうどよい塩梅です。
ペンキ屋さん曰く「いいでばな~(良いではないか)」。
このベンチの足元に
以前土手町で経営していた「 CAFE RADIO 」で
使用していた足元灯(照明器具)をつければま完成です。
「 221b Baker Street 」と「 CAFE RADIO 」の
コラボです。
要はカウンターの天板も、照明器具も
閉店した店の備品を。捨てることが出来ずに
何年も物置の肥やしにしていたという話です。
物置小屋に空きスペースが出来て
家人が喜んでいることは間違いないでしょう。
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